新装版 酔って候 (文春文庫)本ダウンロード

新装版 酔って候 (文春文庫)

によって 司馬 遼太郎


4.7 5つ星のうち(32人の読者)

新装版 酔って候 (文春文庫)本ダウンロード - 内容紹介 四人の賢侯を軸に幕末を描く短篇集 幕末の混迷期、なす術を知らない三百諸侯のなかで、自らの才質をたのみ、また世間の期待を集めた「賢侯」たちーー土佐の山内容堂、薩摩の島津久光、伊予宇和島の伊達宗城、肥前の鍋島閑叟。 史籍をよみ、歌をよんだ教養讃美者でありながら、酔態をさらして“狼候"といわれた十五代土佐藩主・山内容堂。佐幕と勤王に揺れる血気盛んな生き様を描いた「酔って候」。 薩摩藩主・島津斉彬亡き後、実権を握った島津久光。後の大久保利通との親交、統幕の乱世に久光が果たした役割が描かれる「きつね馬」。 伊予家宇和島城下の提灯張替え屋嘉蔵が蒸気軍艦船の建造に携わる「伊達の黒船」。 倒幕に加わらず、藩政改革に取り組んだ佐賀藩主・鍋島閑叟の生涯を描いた「肥前の妖怪」。解説・芳賀徹 内容(「BOOK」データベースより) 幕末の混迷期、なす術を知らない三百諸侯のなかで、自らの才質をたのみ、また世間の期待を集めた「賢侯」たち。かれら土佐の山内容堂、薩摩の島津久光、伊予宇和島の伊達宗城、肥前の鍋島閑叟は「藩主なるがゆえに歴史の風当りをもっともはげしく受け、それを受けることによって痛烈な喜劇を演じさせられた」。 商品の説明をすべて表示する

新装版 酔って候 (文春文庫)の詳細

本のタイトル : 新装版 酔って候 (文春文庫)
作者 : 司馬 遼太郎
ISBN-10 : 4167663104
発売日 : 2003/10/11
カテゴリ : 本
ファイルサイズ : 18.26 (現在のサーバー速度は27.5 Mbpsです
以下は、新装版 酔って候 (文春文庫)に関する最も有用なレビューの一部です。 この本を購入する/読むことを決定する前にこれを検討することができます。
表題作を始め、幕末の「藩主」を描いた中編集である。短編集と呼ぶには、どの作品も内容が豊富で司馬ワールドが見事に展開しており、私は敢えて中編集と呼ばせて貰う。明治維新という日本史における最大のイベントにおいて、大きな影響を及ぼしえた4人の藩主、山内容堂、島津久光、伊達宗城、そして鍋島閑叟。だが、彼らは日本史において決して主役にはなれなかった。司馬は容堂を表現するに、「暴虎のごとく幕末の時勢の中で暴れまわったが、それは佐幕にも役立たず、倒幕にも役立たなかった」と言い、佐賀の妖怪閑叟に至っては、「戦国の世に生まれていたらもう少し面白い世を送っていたかもしれない」と言わせている。島津久光は、死ぬまで西郷と大久保に利用されたことを恨んでいたというし、そういう「気の毒な藩主たち」を司馬はその独特の史観で極めて魅力的な人間として描いて見せる。この司馬史観に関して、巻末の解説で芳賀徹が素晴らしい短文を寄せてくれている。わずか数ページではあるがこれも短い論文として十分読むに値するものになっている。私は司馬の愛読者と自負しているが、司馬作品の中でも私の中では極めて上位に位置付けたい中編集である。

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